22 November 2016 MacOSのNetBeansからRasPiへリモートプラットホームの設定

MacからIDEのNetBeansでJAVAのプログラミングをしたものを、リモートプラットホームなるものでRasPi側にプログラム送信・実行するための設定をしました。

参考元:https://netbeans.org/kb/docs/java/javase-embedded_ja.html

何分素人でraspiへ接続するためのネットワーク辺りの設定に何を書けばいいか解らず、ちょっとつまずいたので工程を記しておきます。

まず、RaspberryPiはネットワークに繋げておきます。 jreを入れてjreのパスを控えておいてください。(/usr/lib/jvm/jdk-8-oracle-arm32-vfp-hflt/jre/とか)
RasPiのユーザー名、RasPiのパスワード、ローカルホスト名或いはIP(raspberrypi.localとか192.168.0.8とか)を控えておきます。

Mac(他PCでも同じかと思います)のNetBeans側へ作業を移します。

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メニューバー>ツール>Javaプラットホームを選択。

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左下-赤線を引いた「プラットフォームの追加…」をクリック>ラジオボタン「リモートJava Standard Edition」を選択

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追加ダイアログで先ほど控えておいたネットワーク辺りの設定を書きます。
プラットフォーム名:適当な名前(例>PiZero)

ホスト:ローカルホスト名(例>raspberrypi.local)

ユーザー名:RasPi側のユーザー名(例>pi)

パスワード認証の使用:RasPi側、上記ユーザーのパスワード(例>raspberry)

リモートJREパス:/usr/lib/jvm/jdk-8-oracle-arm32-vfp-hflt/jre/(注意:RasPi側でjreの場所と名前を確認してください。)

作業ディレクトリ:RasPiの任意のディレクトリ(デフォルトで pi/NetBeansProjects/ となっています)

以上を記したら「終了」を選択します。

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Javaプラットフォーム・マネージャウインドウの左側にリモートJava SE「PiZero」と3で作ったプラットフォーム名が現れます。これでプラットフォームが出来上がりました。「閉じる」を押します。

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*** 新規にRasPiへ送るためのJAVAプロジェクトを作っておきます。 ***

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メインのウインドウに移り、上-赤線で囲った部分を確認しておいてください。現状は「<デフォルト…」になっているかと思います。
新たに作ったプロジェクトのフォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

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プロジェクト・プロパティ ウインドウが開きます。左のカテゴリから「実行」を選択。右側のランタイムプラットフォームのメニューにプラットホーム名(例>PiZero)が出てくるので選択します。

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「新規構成を作成」ウインドウが出てきますので、名前を適当につけます(例>raspiZero用)。OKをクリック。

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5で確認した部分を再度確認してください。新規構成で作成した名前(例>raspiZero用)が出てきていれば終了です。

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プロジェクトにプログラムを書き、実行ボタンを押して問題なければ成功です。

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終わりに

RasPi側に移り、3で指定した作業ディレクトリ(例>NetBeansProjects/)がRasPi側のNetBeans専用ディレクトリになります。後は普通にNetBeansで作ったjavaと同じ扱いで”dist/”に実行データが入っています。